1980-11-06 第93回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
そこで、米をどんどん上げた、上げたからひとつ安い米を消費者に提供するために、政府が非常に善政のような顔をして徳用米制度を設けた。ところが、私が回った米屋さんで徳用米があるという米屋は一軒もない、これは一体どういう現象でしょう。
そこで、米をどんどん上げた、上げたからひとつ安い米を消費者に提供するために、政府が非常に善政のような顔をして徳用米制度を設けた。ところが、私が回った米屋さんで徳用米があるという米屋は一軒もない、これは一体どういう現象でしょう。
○井上(泉)委員 標準価格米はそういうふうにしてやっておるが、徳用米というようなさも善政がましいことは、徳用米はもうありませんということを店頭へでも表示をしておかぬと、消費者が政府が徳用米制度を設けておるから安い米を買いに行こうと思ったらない、こういうことですから、私はそういうような紛らわしいインチキはやめてもらいたい、こう思うわけですが、標準米はことしの米穀年度、十一月値上げはせずに、いまの三千百六十五円
ですから、むしろ低所得者用に徳用米制度を設け、内地の農民が、日本の農民がつくった米をもって充てるというならば、これを去年の実績に照らして買い上げていってこそ農林大臣の先般の当委員会における答弁と一致するではありませんか。食糧庁長官、あなたは当面の責任者として、いかに去年あなたが長官でなかったとはいえ、あまりにも追随的な立場が過ぎるではありませんか。
徳用米制度を廃止する——低所得者層に対するところの徳用米制度の原料米は、明らかに等外上あるいは水分過多米等をもって充当しておったではありませんか。それのみではありませんか。なぜそのような本年に限って牽強付会な御答弁をなされるのでありますか。
それから二段米価の問題につきましては、これは今日もいわゆる徳用米制度という制度がございます。しかし、名前が気に食わないのか何か、なかなか利用度もあまり高くないという現状でございます。ここらに何らかのくふうがされないものだろうかどうか。もっと政府もそういう意味で真剣に考えてみたらどうだろう、かように考えております。 それで、その中身は、ただいまの生活扶助者を対象とするものばかりではございません。
これは別に生活保護と直接関係があるわけじゃないですが、徳用米制度ということをおやりになっておりますが、一月一日、こういう日を期して消費者米価の値上げをしたとたんに、低所得者向けといって徳用米、これは安いお米を買えるということで出発なさったのですが、大都市では三割というようなたくさんの徳用米を割り当てられて困っている。評判が悪くて買ってくれない。
○国務大臣(赤城宗徳君) 徳用米制度は、三十三年度米価を引き上げたときに設けた制度でございます。それで、ずっと徳用米制度があったのでございますが、いまお話のように評判の悪い面もございました。今度は、徳用米の品質をよくしようということと、徳用米の価格を普通米の半分しか上げません。
それから輸入でそこのところを補っていくというような現在の委、それでいて農地はわずかながらも毎年減っているのですが、そういう点について、その徳用米制度ももちろん問題ですが、そういう米に対する将来の考え方はいかがです。
しかし、私どもが、家計費に及ぼす影響、これはまず一%程度ではないか、かようなことを考え、また特殊な階層に対する徳用米制度も考えていく、こういうことがやはり人間尊重でございます。ただいまも言われるように、税負担、その点ばかりからも、ものは考えられない。
したがいまして、政府がこの際、消費者の家計を害しない程度において消費者米価の改定に踏み切るとともに、徳用米制度の活用と正月用モチ米価格の据え置きという措置をとられたことに対しましては、その勇断と慎重なる配慮に対しまして、ここに敬意を表する次第でございます。
したがいまして、政府がこの際、消費者の家計を害しない程度において消費者米価の改定に踏み切るとともに、徳用米制度の活用と、正月用モチ米価格の据え置きという措置をとられたことにつきましては、その勇断と慎重なる配慮に対して、ここに敬意を表する次第であります。
ただいまの米価をそのまま続けてまいるつもりでございますが、この中にありますあるいは徳用米制度であるとか、あるいは正月用のモチ米をいかにするか、こういうこまかな点につきましては、考え方をまとめましたが、全体としては遺憾ながら御希望に沿うような考えにはならないのであります。
徳用米の制度が、人間尊重の意味から社会保障との関係にどういうように考えるのだ、こういうおしかりでございますが、私は、この徳用米制度は制度として残しておきますが、人間尊重は私どもの政治の基本でありますので、あらゆる機会におきまして、人間尊重の社会保障の制度を内容を充実してまいるつもりでございます。
初めから欠損が出ることを予定してもなお徳用米制度を置こうという決定でありますから、この欠損は明らかなんです。この明らかなものを一緒にごたごたさせないで分離しようという考え方でないのですか。
それからただいまの小倉食糧庁長官の説明によると配給価格を甲、乙、丙、丁の地域にわけてきめたという点、それから徳用米制度を用いたという点、あわせて業務用の配給米価も引き上げたこと等がおもなる点でございますが、一般配給の米価に関して四地区に分けなければならぬという根拠は一体どこにあるか伺いたい。